Harbor Cedar Forestには開業当初からWi-Fiがない。テレビもない。これは予算の問題ではなく、意図的な選択だ。2011年にEliotがこのロッジを始めた時、「電波の届かない時間を取り戻す場所にしたい」と思った。15年経って、その考えは変わっていない。

最初の数時間

ほとんどのゲストは、チェックインして最初の数時間、スマートフォンを何度か確認する。電波がないことを確認してから、ポケットに入れる。その後しばらくして、また確認する。これは習慣なので、意識的にやめようとしなくていい。自然に頻度が減っていく。Eliotの観察では、2日目の朝にはほとんどのゲストがスマートフォンを部屋に置いたまま朝食に来る。

本棚の前に立つ時間

ロビーの本棚には300冊以上の文庫と写真集が並んでいる。Wi-Fiがないロッジに来るゲストは、本を読む習慣がない人でも、本棚の前に立つことが多い。「最後に本を読んだのはいつだったか思い出せない」と言いながら、文庫を1冊持っていくゲストがいる。翌朝、「半分読んだ」と言って朝食に来る。

緊急連絡について

Wi-Fiがないことへの不安として、緊急連絡が取れないことを心配する人がいる。ロッジのフロントには有線電話がある。緊急の場合はそこから連絡できる。携帯の電波はキャリアによって異なるが、敷地内ではほぼ入らない。ロッジから車で10分ほど走ると電波が入る場所がある。どうしても必要な場合はEliotが案内する。

2泊目の変化

1泊だけのゲストと2泊以上のゲストでは、滞在の質が違うとEliotは感じている。1泊目は「慣れる時間」で、2泊目から本当の意味で休み始める人が多い。「2泊以上をお勧めしている理由はそこにある」とEliotは言う。3泊以上のゲストは、チェックアウトの朝に「もう1泊したい」と言うことが多い。

Harbor Cedar Forestの予約はメールか電話で受け付けている。予約サイトは使っていない。stay@harborcedarforest.com または ((360) 555-0174 まで。