Vol. 2011
太平洋岸の森に、静かな時間が宿る
4821 Cedar Hollow Road,...

Harbor Cedar Forest

— Issue Nº 11 —
— Cover story —

森と海が交わる、夏の静寂

パシフィック・ノースウエストの古いシダーの森に抱かれた小さなロッジ。波の音と樹冠の揺れだけが、一日の始まりを告げる。
Harbor Cedar Forest
— In this issue —
— A feature —

この場所が生まれるまで

Eliot Marshがこの土地を初めて訪れたのは2008年の秋、シアトルの建築事務所に勤めていた頃だった。友人の車でPort Townsendへ向かう途中、道を間違えて迷い込んだ砂利道の先に、古いシダーの林があった。霧の中に立つ樹齢200年の木を前にして、Eliotは車を降り、30分ほどそこに立ち続けた。「何かを建てたいとは思わなかった。ただ、ここに戻ってきたいと思った」と彼は言う。その3年後、土地の所有者から話が来た。

— Letter from the editor —

A note before you go

Eliot Marshは1977年生まれ、オレゴン州ポートランド出身。オレゴン大学で建築を学んだ後、シアトルの設計事務所Strand + Kellerに8年間勤務し、主に住宅と小規模商業施設を手がけた。2008年の秋にPort Townsend近郊のシダー林と偶然出会い、2011年に建築の仕事を辞めてHarbor Cedar Forestを開業。最初のキャビンは自ら設計し、地元の大工と2人で建てた。週に一度、早朝にカヤックでプジェット湾に出るのが習慣で、「海の上にいる時間が、一番よく考えられる」と言う。現在もひとりで厨房に立ち、薪を割り、ゲストを迎えている。

— Eliot Marsh
Editor
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おすすめ

Harbor Cedar Forestの食卓は、毎朝Eliotが仕入れた食材で組み立てられる。保存食や加工品は使わない。卵はSkagit Valleyから、野菜はPort Townsendの朝市から、魚はHood Canal Seafoodから。余ったものは翌朝の食卓に出す。それだけのことだが、それが毎朝違う朝食になる理由でもある。ロッジで使っている器や小物の一部は、地元の作家から直接購入したもので、希望者には作家の連絡先を紹介している。

朝食(宿泊者込み)

朝食(宿泊者込み)

毎朝6時から厨房に立つEliotが、その日の仕入れで組み立てる朝食。定番はSkagit Valley産の卵を使ったスクランブルエッグと、Port Townsendの製粉所Finnriver Millの全粒粉で焼いたトースト。季節によってスモークサーモンやフレッシュベリーが加わる。

宿泊料金に含む
プライベート・ディナー(要予約)

プライベート・ディナー(要予約)

その日の仕入れで組み立てるコース料理。メニューは当日まで非公開で、食材のアレルギーのみ事前に確認する。Washington州Eastern WashingtonのL'Ecole No. 41のワインを中心に、数種類のペアリングを提案する。2名から4名まで。

$120/名〜
ロッジ特製グラノーラ(持ち帰り用)

ロッジ特製グラノーラ(持ち帰り用)

Eliotが毎週日曜に焼くオーツ麦のグラノーラ。Washington州産のハチミツとメープルシロップで甘みをつけ、ドライクランベリーとヘーゼルナッツを加える。ロッジの朝食でも出しているもので、持ち帰り用に小瓶に詰めて販売している。

$18/瓶
シダー・キャビン宿泊券(ギフト用)

シダー・キャビン宿泊券(ギフト用)

1泊2名分の宿泊券。朝食込み。有効期限は発行から1年間。封筒と手書きのカードを添えて郵送する。誕生日や記念日のギフトとして注文が多い。発送はUSPS First-Classで、通常3〜5営業日。

$320〜
すべての商品
200年超
敷地内シダーの樹齢
2011
開業年
4組
同時滞在の最大組数
お知らせ

お知らせ

2026-05-14

シダーの森の朝。ロッジの一日はいつ始まるか

Harbor Cedar Forestの朝は、Eliot Marshが厨房の電気をつける音から始まる。午前6時。外はまだ薄暗く、シダーの梢から朝露が落ちている。ゲストが起き出すのは7時頃が多いが、その1時間前にはすでに卵が割られ、パンが焼かれ始めている。

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2026-04-28

プジェット湾でカヤックを漕ぐ。初めての人への正直な案内

プジェット湾は穏やかに見えて、潮の流れが複雑な場所がある。Harbor Cedar Forestのロッジから入り江に出ると、最初は静かな水面が続く。だが少し沖に向かうと、潮の向きが変わる場所がある。初めてカヤックに乗る人には、まずそのことを伝える。

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2026-03-19

ウエスタン・レッドシダーのこと。樹齢200年の木が教えること

Harbor Cedar Forestの敷地には、樹齢200年を超えるウエスタン・レッドシダーが数本立っている。幹の直径は1メートルを超えるものもある。この木が種から芽吹いたのは、アメリカが独立する前のことだ。そのことを考えながら幹に触れると、少し感覚が変わる。

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商品一覧

Harbor Cedar Forestで過ごすということ

古木のシダーに囲まれた敷地

樹齢200年を超えるウエスタン・レッドシダーが点在する約4エーカーの敷地。朝霧が低く漂う早朝、その静けさは言葉にならない。

海まで徒歩8分

ロッジから砂利道を下ると、プジェット湾に面した小さな入り江に出る。カヤックの貸し出しは宿泊者のみ、無料で利用できる。

薪ストーブと手作りの朝食

夏でも夜は冷える。各キャビンには鋳鉄製の薪ストーブを備え、朝食はEliotが毎朝6時から厨房に立って用意する。

代表

"Eliot Marshは1977年生まれ、オレゴン州ポートランド出身。オレゴン大学で建築を学んだ後、シアトルの設計事務所Strand + Kellerに8年間勤務し、主に住宅と小規模商業施設を手がけた。2008年の秋にPort Townsend近郊のシダー林と偶然出会い、2011年に建築の仕事を辞めてHarbor Cedar Forestを開業。最初のキャビンは自ら設計し、地元の大工と2人で建てた。週に一度、早朝にカヤックでプジェット湾に出るのが習慣で、「海の上にいる時間が、一番よく考えられる」と言う。現在もひとりで厨房に立ち、薪を割り、ゲストを迎えている。"

— Eliot Marsh
代表, 創業 2011
stay@harborcedarforest.com
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