プジェット湾は穏やかに見えて、潮の流れが複雑な場所がある。Harbor Cedar Forestのロッジから入り江に出ると、最初は静かな水面が続く。だが少し沖に向かうと、潮の向きが変わる場所がある。初めてカヤックに乗る人には、まずそのことを伝える。

出発前の30分

ロッジでカヤックを借りる宿泊者には、出発前に30分ほど説明をする。パドルの持ち方、前進と後退の基本、転覆した時の対処。転覆の話をすると不安そうな顔をする人が多いが、入り江の中は水深が浅く、水温も夏は比較的穏やかだ。ライフジャケットは必ず着用してもらう。これは交渉の余地がない。

潮の読み方

プジェット湾の潮は1日に2回満ち引きする。出発前にその日の潮汐表を確認する習慣をつけると、漕ぐのが楽になる。満潮から引き潮に変わる時間帯は流れが速くなることがある。初心者は満潮前後の穏やかな時間帯に出るのが無難だ。Eliotは毎朝潮汐表を確認してから、その日の出発時間をゲストに伝える。

何が見えるか

入り江の中ではアザラシが出ることがある。特に早朝。驚かせないよう、近づきすぎないことが大切だ。水面下にはヒトデやウニが見える場所もある。夏の晴れた日は水の透明度が高く、底まで見えることがある。カヤックの上から見る景色は、陸から見るものとは全く違う。

装備について

ロッジのカヤックはシーカヤックタイプで、安定性が高い。パドル、ライフジャケット、防水バッグ、スプレースカートは全て貸し出す。持参するものは特にないが、着替えを1セット用意しておくと安心だ。濡れることを前提に来てほしい。サンダルよりも、濡れても大丈夫な靴の方がいい。

カヤックはHarbor Cedar Forestの宿泊者のみ無料で利用できる。定員は2艇4名まで。希望者は前日までにEliotに伝えておくと、翌朝の潮汐に合わせた出発時間を案内できる。